2012年度CSR取り組み
CSR取り組み理念
SBJ銀行は、「社会から愛される銀行」という経営理念のもと、CSR(企業の社会的責任)を企業活動の重要な柱として位置づけております。
こうした理念のもと、昨年度におきましては、東日本大震災に対する支援活動として、義援金の拠出、義援金口座の開設、SBJ銀行ならではの取り組みとして、日韓交流の一層の促進を図るべく、韓国文化体験教室の開催、金融経済教育の充実として、小学校への講師派遣などの施策を実施してきました。
今年度におきましても、銀行本来の業務を強化するとともに、SBJ銀行ならではの取り組みをさらに拡大・拡充し、日韓の架け橋としての役割を果たすべく、諸施策を実施いたします。一方で各地域固有の活動にも積極的に参加しボランティア活動などの諸施策を展開してまいります。また、CSRの第三者評価を導入するなど透明性の高いCSR活動に努めます。
今後ともSBJ銀行ならではのCSR活動を展開してまいる所存でございますので、変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
株式会社SBJ銀行
代表取締役社長 宮村 智
CSR取り組み計画
具体的施策 | 施策概要 |
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お客さま本位の徹底 | CSR預金の開発 |
CS(顧客満足)センターの新設 | |
役職員向けCS向上研修の実施 | |
海外送金サービスの一層の拡充 | |
地域社会発展への貢献 | 韓国文化体験教室(韓国語講座・韓国料理講座)の開催 |
関西子育て世帯応援事業(まいど子でもカード事業)への協賛 | |
野外生活者および高齢者住人への食料等支援活動の実施 | |
「博多港・海のスケッチコンクール」(国土交通省主催)への参加 | |
韓国語教育活動への支援(講師および教材の提供) | |
金融経済教育活動の実施(出張講座・銀行見学DAY) | |
四天王寺ワッソ参加ボランティア | |
地域マラソン大会でのボランティア活動(神戸マラソン) | |
環境に配慮した企業行動 | ペットボトル・空き缶のプルトップ・使用済切手の収集等を通じた支援活動の実施 |
清掃ボランティア活動の実施 | |
21世紀金融行動原則に基づく環境金融ワーキンググループへの参加 | |
チャレンジ25キャンペーンへの継続参加 | |
クールビズの継続実施 | |
裏紙の再利用 | |
リスク管理・コンプライアンスの徹底 | 暴力団排除条項に基づく口座申し込みの謝絶・口座解約の実施 |
透明性の高い情報開示 | Webサイトの充実 |
ディスクロージャー誌の充実 | |
CSRの第三者評価の導入 | |
経営トップの責務 | CSRの経営指標への反映 |
CSR計画の周知徹底 | |
自由闊達な企業風土の醸成 | INS(職員教育)センターの新設 |
<その他> 東日本大震災に対する支援活動 |
被災地および被災企業へのボランティア活動 |
義援金口座への募集活動 |
CSR活動
お客さま本位の徹底
1.CSセンターの新設・CS研修の実施
CS意識を向上させ、顧客満足度を高めることを目的に、新入行員CS研修(4月5日、6日)、中堅社員向け新韓銀行CS出張研修(8月27日~31日)、CS宣布式典(9月14日)、CSスタートアップ研修(本部および関東地域所在店舗、名古屋支店:11月17日、関西地域所在店舗:12月1日、福岡支店:12月8日)を実施。
お客さま本位の徹底
2.韓国文化体験教室(韓国語講座および韓国料理講座)の開催
日韓交流の一層の促進を図る観点から、韓国文化体験教室を開催し、初心者向け韓国語講座として「ハングルの紹介」と韓国料理講座として「キンパプ(日本ののり巻きに似た韓国料理)」の料理体験を実施した(11月22日)。
3.小学校への出張講座の実施
小学生に対して、お金の価値や流れなど金融経済に興味を持ってもらうことで、幅広いものの見方ができる人づくりに貢献することを目的に、小学校への出張講座を開催した。
出張講座の概要
- 開催校:東京都台東区立 平成小学校
- 対象:6学年
- 開催日:2012年12月20日
- 使用教材:「くらしと金融」(出典:金融庁) 「お金の話・あれこれ」(出典:日本銀行)
4.小学生を対象とした「SBJ銀行見学デー」の開催
銀行での社会体験学習の機会を提供すると同時に金融経済への興味をもってもらうことを目的に、小学生(3年~6年)を対象とした「SBJ銀行見学デー」を2012年12月26日に開催した。
新宿出張所にて下記内容で開催
- 授業(銀行の仕事と金融の仕組みについて)
- 銀行内見学(営業室、金庫など)
- 体験(窓口体験、札束勘定など)
- 記念撮影、軽食、グッズ贈呈
5.野外生活者および高齢者住人への食糧等支援活動を実施
地域貢献活動の一環として、野外生活者および高齢者住人への食糧等支援活動を下記のとおり実施した。
横浜支店
地域貢献活動の一環として、横浜市中区にあるNPO法人さなぎ達へ不要になった衣類、冬物衣類、食料品を提供(12月21日)。
大阪支店
地域貢献活動の一環として、不要になった衣類、雑貨等をフリーマーケットに出し、その収益金を野外生活者・高齢者住人の支援活動を行っている協会に寄付。
6.第2回神戸マラソンへのボランティア活動実施
地域貢献活動の一環として、第2回神戸マラソンボランティアに参加した(11月25日)。
7.四天王寺ワッソへの協賛とボランティア参加
11月4日に開催された四天王寺ワッソ※に協賛するとともに、運営・進行を中心としたボランティア活動に参加した。
※四天王寺ワッソとは、豊かで雅やかな古代の国際交流を現在に再現する祭りで、祭りを通じて未来を担う若者や子供たちが正確な歴史観を学び受け継いでいくことを目的として1990年から毎年大阪で開催されている。
8.募金活動の実施
当行は、社会から愛される銀行として、社会貢献を目的に募金活動を実施した。
9.営業収益金の一部を社会貢献目的で寄付
当行は、日本と韓国の経済の架け橋として、両国間の企業進出等を金融面から支援することはもとより、両国間の文化・教育面等においても架け橋となれるよう努力したいと考えている。こうした認識のもと、営業収益金の一部から下記の団体・活動に対して寄付を実施した。
文化
- 新天王寺ワッソ
- ハンマダン大阪
その他
- 日韓交流おまつり
- 第2回在日韓国人経済人大会
- 脱北者支援のためのチャリティピアノコンサート
- 高円宮記念日韓交流基金
10.動物たちの支援
地域貢献活動の一環として、福岡市動物園の動物サポーターに登録し飼料代支援などを実施した。
11.関西子育て世帯応援事業「まいど子でもカード事業」への協賛
地域貢献活動の一環として、大阪府考案の、子育て世帯を社会全体で応援する「まいど子でもカード事業」に協賛し、お子さま連れでご来店のお客さまに対してお菓子(キャンディ等)や赤ちゃんの粉ミルク用のお湯を提供するなどの取り組みを実施した。
12.「博多港・海のスケッチコンクール」(国土交通省主催)への後援活動
文化・社会貢献活動の一環として博多港・海のスケッチコンクールへの後援を実施した。
コンクール概要
幼稚園・保育園の園児、小学校の児童を対象としてスケッチを募集し優秀者を表彰。入賞作品が博多港国際ターミナルのロビーに展示される。
13.韓国語教室の開催
日韓交流の一層の促進を図る観点から、下記のとおり韓国語教室を実施した。
福岡支店
青年センター、中央市民センターで行われている韓国語教室に新韓銀行からの研修生が講師・補佐として出向き、ボランティアで韓国語を指導。
上野支店
在日韓国人貴金属協会が主催するオリニ韓国語教室を支援。
神戸支店
取引顧客向けに神戸支店にて韓国語教室(旅行編・ドラマ編)を実施。
14.チャリティマラソン大会への参加
地域貢献活動の一環として、4月30日に開催された「第18回 夢の島チャリティマラソン」(於:東京都江東区「夢の島競技場」)に、東京支店の代表7名が参加した。
環境に配慮した企業行動
15.地域清掃ボランティア活動の実施
地域貢献活動の一環として、下記のとおり、地域清掃ボランティア活動を実施した。
東京支店
地域貢献活動の一環として、水辺周辺を清掃
新宿出張所
韓人会主催の新宿・新大久保周辺の清掃活動に参加
上野支店
地域貢献活動の一環として、上野支店周辺の近隣地域(東京都台東区東上野1丁目)において、地域清掃活動を実施(監査部・審査部も合同で実施)
横浜支店
地域貢献活動の一環として、JR「桜木町駅」から山下公園まで(横浜市中区クリーンアップ活動)の清掃活動に参加(5月26日)
大阪支店
地域貢献活動の一環として、御堂筋並びに近隣地域において、地域清掃活動を実施(6月14日)。
上本町支店
地域貢献活動の一環として、上本町支店周辺の近隣地域において、地域清掃活動を実施(11月10日、12月26日)
大阪支店・上本町支店
地域貢献活動の一環として、鶴見緑地公園内の韓国庭園清掃を実施(10月13日)
福岡支店
地域貢献活動の一環として、博多港国際ターミナル並びに福岡空港周辺において、地域清掃活動を実施
システム部・RMC部
地域貢献活動の一環として、神谷町駅周辺にある休憩スペース(虎ノ門4丁目付近)において、地域清掃活動を実施
16.ペットボトル・空き缶のプルトップ・使用済切手の収集等を通じた支援活動の実施
リサイクルを通じた社会貢献活動の一環として、ペットボトル・空き缶のプルトップ・使用済切手を収集し、NPO法人へ寄付。(東京支店・新宿出張所・神戸支店・上本町支店・上野支店・大阪支店・横浜支店・福岡支店・資金部・システム部・RMC部・事務支援部)
17.クールビズの継続実施
CO2削減による地球温暖化防止および企業の社会的責任(CSR)に対する取り組みの一貫として、全役職員を対象に「クールビズ(夏季の軽装勤務)」(期間:2012年5月21日~9月28日)を実施した。
18.「チャレンジ25キャンペーン」(環境省所管)への参加
企業の社会的責任(CSR)に対する取り組みの一貫として、関東および関西圏の支店にて節電を実施した。
19.裏紙を再利用したメモ帳の作成およびお客さまへの配布
ペーパーレス化によるCO2削減に関する取り組みを一層強化する観点から、裏紙を再利用したメモ帳の作成およびお客さまへの配布活動を実施した。
リスク管理・コンプライアンスの徹底
20.暴力団排除条項に基づく口座申し込みの謝絶・口座解約の実施
暴力団排除条項を各種規程へ反映したほか同条項を意識した営業活動を実施した。
透明性の高い情報開示
21.第三者評価の実施
当行では、PDCAプロセスでCSRコンテンツの質的向上を図るため、日本CSR協会による第三者評価を実施した。
経営トップの責務
22.CSRのKPIへの反映
当行の営業店評価指標(KPI)の評価項目にCSRの取り組み状況を盛り込み、その取り組みに対して取締役会が評価を実施した。
※KPI:Key Performance Indicatorの略(営業店の評価指標)
23.CSR計画の周知徹底
取締役会で承認を経たCSR取り組み計画を全職員向けに周知徹底した。
※KPI:Key Performance Indicatorの略(営業店の評価指標)
自由闊達な企業風土の醸成
24.INS(職員教育)センターの新設
顧客満足度を向上させるため職員の業務スキル・知識向上を目的としたINS(職員教育)センターを事務支援部内に新設した。
※INS:instructorの略
その他:東日本大震災に対する支援活動
25.義援金口座の開設
当行では、顧客並びに当行役職員から義援金を募り、日本赤十字社・在日本大韓民国民団などの各種団体に寄付を行うため、義援金口座を開設し、今年度も募集を継続的に実施した。
26.被災地でのボランティア活動
被災地、および被災企業を支援するため、韓人会主催の被災地ボランティア活動に参加。
27.寄付機能がついたクオカードを購入
名古屋支店開店記念ノベルティ、住宅ローン資料請求者用ノベルティにKids Smile Projectへの寄付機能がついたクオカードを購入。
その他の取り組み
- 地域貢献活動の一環として、献血を実施(東京支店(6月5日)、大阪支店、福岡支店(12月26日)、横浜支店(12月26日)、神戸支店(12月20日)
- 「登山路清掃活動」地域社会への共生を通じた地域貢献活動の一環として実施。(上野支店、資金部)
- 「マイコップ・マイ箸使用推進活動」環境問題意識の醸成を図る観点からマイコップ・マイ箸使用推進活動実施。(東京支店・福岡支店・上本町支店・横浜支店・神戸支店・資金部)
- 「フードバンク活動への参加」地域貢献活動の一環として災害時に使用する非常食品を、生活困窮者、高齢者、幼児、災害の被災者などへ届ける取り組みを行う「セカンドハーベスト・ジャパン」へ寄贈。(大阪支店)
- 「KOBE 2011韓国うたコンテスト支援」韓日文化交流の一環として、韓国の歌謡曲を歌って日韓の交流を深めるイベントを後援。(神戸支店)
- 「法人向けインターネットバンキングサービス(Biz-RIRECT)の開始」海外送金サービスの顧客利便性向上を目的として、ネット上での送金サービスを拡充。(営業支援部)
- 「暴力団排除条例に基づく口座申し込みの謝絶・口座解約の実施やコンプライアンス研修」等を通じて、法改正・反社に対する対応の周知徹底。(RMC部)
- 「ディスクロージャー誌の充実」環境や読者の利便性に配慮して、
- 環境負担の少ない紙やインクの使用
- カーボンオフセットの適用
- さまざまな方に配慮したユニバーサルデザインフォントを使用するなどして制作。(企画部)
- 「持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則(21世紀金融行動原則)」への署名。(企画部)
- 定期健康診断の受診率の向上。(人事総務部)